株価チャート画面での等比固定チャートの優先表示。 

MACDヒストの実運用を重ねてみると株価チャートの表示は等比固定チャートの方が優れていると考えるようになりました。

理由は、
等比固定チャートではどの銘柄のチャートも同じ表示比率と言うか拡大率で表示されるので銘柄間の横断比較ができます。
具体的には、チャートを次々に表示した時に値動きの無い銘柄は細い幅での表示となり、値動きの活発な銘柄は大きな上下幅で表示され一目瞭然となります。
等比固定チャートでは株価の変動率がどの銘柄・どの株価帯でも一定比率で表示され変動が明瞭です。
他方、等差チャートではチャートがチャート画面に収まり良く綺麗に表示されますが値動きの規模・値動きの比率等は不透明で銘柄間の横断比較は困難です。
等比自動チャートもチャート画面に収まり良く綺麗に表示されるがチャートの利便性は等差チャートに変わらない。
等比自動チャートの時はチャートをチャートを画面の上下幅に収める為の逆関数としての等比倍率も参考表示され、その銘柄間比較は可能ではあるが銘柄の値動き比較の直観性は無いと言える。
これらの事から、株価チャートの立ち上げ時の設定としては、等比固定チャート・日足242日(1年)が良いかなと考えられます。
等比固定チャートの指定は「定数設定画面」の「画面設定」タブの「グラフ表示形式」で設定できます。
MACDヒストを活用する等比固定チャート・週足105日(2年)をMAINとし、週足表示期間と同一期間での日足を参考見比べすることとなります。
この為に日足足数の設定を「>」KEYで450足の次に2年487足を設けました。
曜日の散らばり具合で完全一致とは言えませんが略同一となります。