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マニュアル

平均足

平均足とは


日本古来のチャート分析法で生糸相場等で使われていたらしいですが、海外では「Heikin-Ashi」として注目されているようです。

日本では余り使われていないようですが、株価のトレンドの上昇傾向・下降傾向並びにその転換が掴みやすいチャートです。

平均足の特徴


「R」KEYで表示切替を行って見比べると一目瞭然ですが、株価の上昇傾向・下降傾向が明確に読み込めます。

平均足チャート


平均足の作り方

初日の計算式


始値=前日4本値の平均
高値=当日高値
安値=当日安値
終値=当日4本値の平均

2日目以降の計算式


始値=前日の平均足の始値と終値の平均
高値=当日高値
安値=当日安値
終値=(当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)÷4

平均足の表示

平均足の表示ー1


株価チャート画面で「R(ローソク足のR)」KEYで標準の株価4本足(ローソク足)チャートと「平均足」チャートの切り替えが出来ます。



平均足の表示ー2


株価チャート画面で「PgDn」KEY(=Fn+↓KEY)でローソク足を平均足に表示変更できます。



「PgDn」KEY(=Fn+↓KEY)を2回で平均足+練行足を表示します。



平均足の読み方

株価の値動き


以下は絶対的要件では無いですが、ローソク足に比べると平均足では以下の観点からの株価の変換の見極めが容易です。
MACD線・MACDヒストグラム線の色変化、STCAS線・RCI線の赤色変化、STCAS線SHORT・LONGの交差等を横断比較して総合的に判断してください。

上昇の掴み方


株価の谷から赤陽線で右肩上がりにやや長い本体と短めのヒゲ線の平均足が或る程度の上昇角度を維持して連続的に表示されます。



株価の頂上


上昇角度が鈍ってきて稍平坦化してくると株価の山が近いので警戒が必要です。
チャートが横ばいとなりローソク足本体が短くなりヒゲが相対的に長くなります。
長いヒゲ線が出る、十字線が出る、前日のローソク足本体の上下幅の中に翌日のローソク足が入ってしまう等が株価の山での転換点の兆候として見て取れます。



下降の掴み方


株価の山から黒陰線で右肩下がりにやや長い本体と短めの
ヒゲ線の平均足が或る程度の下降角度を維持して連続的に表示されます。
概して上昇期よりも下降期は急激短期に株価変動します。



株価の谷底


頂上期のような平坦化現象はあまり現れません。
長いヒゲ線が出る、十字線が出る、前日のローソク足本体の上下幅の中に翌日のローソク足が入ってしまう等が株価の谷での転換点の兆候として見て取れます。
平均足の色が赤色に転換した時は谷の確定の確認となります。



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